出張が多いけれど、特に拘りとか無いので、安いホテルに泊まり、コンビニ弁当を食べるなり移動中の新幹線でサンドイッチとかおにぎりを食べするなり(駅弁すら食べない)する私。未だにそうだし、それはそれであまり気にしていない。名物料理を食べようとかあまり思わないし。金が勿体無いというのもあるが(笑)。

 ホテルにしても安い所だから、部屋は暗いし、ユニットバスだし、妙に暑かったり寒かったりするし、廊下を歩く人の声や隣の部屋の音が聞こえてきたりする。それでも平気なんだよね。仕事で行ってるんだから、取り敢えず食事はコンビニでもどうにかなるし、シャワー浴びて汚れを落として、雨風凌いで布団があって眠れるならそれで。だらだらTVつけっ放しが出来る点は出張のメリットかもしれない(笑)。

 ただ、出張から戻って来て、家の玄関から中に入った時、妙に安心する。嫁さんが出してくれる料理も凄く美味しく感じる。いつも食べている料理で、いつも通り美味しいのは分かるとして、それ以外の何か感情的な部分で「ああ、いいなぁ」って感じがする。

 昨日は一泊二日の出張で、家を空けたのは一日だけなんだけどね。それでも帰ってきたらホッとしたし、家で食べる晩ご飯がとても美味しかった。特別な料理でもなんでもなく、今迄通りの普通の料理。それが凄く美味しい。これが今の「私の家」であり、ここが起点なんだな。

 昔はそんな事をしみじみ思ったりしなかったな。勿論、疲れて帰ってくる訳だから、慣れた我が家でホッとするというのはあったけれど、一つ一つ、色々な事に対してそれを感じる事は無かった。

 TVを見たり、PCでネットの記事を見たり、iPadで新聞読んだり……どこでも出来る事であっても、それが自分の家で、嫁さんがいて、息子がいて……この差が大きくなってきた。居てくれるって大事だな。そこが自分の居る所って思えるって大事だな。

20150606

 そう感じるようになって、更に家族が好きになっていく。家の色々な事が好きになっていく。今迄あまり思っていないような事にも感謝の気持ちや喜びが生まれていく。歳なのかなとも思うけれど、周りに対する良い感情が強まっていくのは悪い事じゃないよね。その感情がきっとこれから強まっていくのだろうし、その感情が向かう先である家族に対しては、もっと優しく楽しい存在になりたいと思う。

 うん、やっぱり我が家が一番!