入社以来、年齢的に一番下にいる事がほとんどで、後輩や部下がいた事もほぼ無く、今年になって初めて部下がついたぐらい。基本的に一人で仕事をやる事が多かったせいもあるんだが……そもそも人数があまりいないというのもある。後輩がいた時も仕事内容が違うから全然世話してなかったし。

 今年の春に部下が初めてついた。分からないなりにマネージメントを試行錯誤し始めた。そんな段階なのに10月から部署が変わって部下が倍増した。それも半数以上が私より歳上の部下達。そして今月更に数名増えた。それでいてプレイヤーとしての自分の仕事もある。だけど、自分のプレイヤーとしての仕事だけでなく、部下の仕事についても理解する必要がある。更に部下の打ち合わせや会議等でも声がかかるのでそちらにも顔を出していって、どんどん時間が無くなっていく。

 そもそも、皆、やってきた仕事が違う。それがいきなり初の仕事に取り組む訳だ。そのマネージメントをしろという事なんだろうが、どうして良いのやら。ここ数年、上司もまともにいなくて、一人で仕事をするパターンが多かったから尚更悩ましい。広島で営業をやっていた頃、上司にどんな事を言って貰ったか、やって貰ったかを思い出しつつ試行錯誤を続けている。

 やりながら思うのは、私には人を導いていくようなリーダータイプの行動は無理だなという事。偉そうに言える事も無いし、そもそも性格的にも向いてない。偉そうに言えるのは、余程経験を積んで自信がある事だけ。そうでなければ経験がある人の方が詳しいのだから、そちらを優先する。

 寧ろ私は、コミュニケーションをしっかり取って、ちょっとした雑談なんかもして、そこで相手を理解して、相手が悩んでいるなら一緒に考え、やりたい事があるならそれを後押しする、そういうマネージメントの方が合っているように感じる。これまで外部の人達と仕事をする事が多く、自然とそういうやり方をしてきていたので、それが性に合うなぁと。だから、部下というよりチームといった感じ。

 どちらが良いのかなと思うと、引っ張れる方が良いよなぁと。ただ、それだけの経験も力も気合い(笑)も無いので、やはり一緒にやるしか出来ないのが現状。そしてコミュニケーションを通じて、相手を理解していく事が出来るのは楽しい。

 今月増えた部下も、上司の直轄だったんだけど、それだと大変だという話を少し聞いていて、且つ仕事の中身がうちのグループでやっている事に被る面がある。だったら私が引き受けると上司に話したのがきっかけ。丁度今月前半は上司と出張で西日本を回っていたので、そこで飲みながら話しつつ言ってたんだが、出張が終わって戻って来たら「お前の希望通りにしておいたから」と言われた。早!まあ、それならという事で部下増員と。

 それによって増えた部下からは感謝されてるし(間にマネージメントする上司がいて欲しかったらしい)、仕事も同じグループだからやり易くなるしと、双方にメリットが出ている気がする。自分から背負う物を増やしたという面はあるけれど、やれる事はやっていって皆がやり易くしたいという思いはあるしね。

 しかし、本当に分からない中で手探りだから大変。コミュニケーションで繋いでいく事で潤滑にしたい。伝える人になりたいって書いた事があるけれど、それは営業でなくても同じ。今は上司の立場で、グループのマネージメントを考える上で、やはりコミュニケーションを通じて、きちんと伝える事が出来るようになりたい。

 「初めて経験」の繰り返しが成長に繋がると私は思っているし、逃げていても成長は出来ないから、向き合える事なら向き合って、一つ一つ試しながら経験を積んで成長していきたいと思う。

殻を破る!