ここしばらくネットで色々と馬鹿な事をやって、それをTwitterに流しては炎上していく馬鹿が後を絶たない。実際の所、昔からこういう馬鹿はいたと思うが、それにしても酷すぎる。

 昔もいたにせよ、昔はもっと店長権限や社員権限が強かったので、辞めさせるなり厳しく指導するなり出来ただろうが、今はそうもいかない。そもそも人手不足過ぎて、まともな教育も大して出来ていないんじゃないかと思う。結果、大して何も分かっていない馬鹿がそのまま現場に送り込まれる事になる。

 まあ、バイトに関して言えば、その程度の仕事を割り振っているのだから、最低限何とかしてくれれば良いという考え方もあるけれどね。その最低限の目の前の仕事でのミスならともかく、常識的に考えてやってはいけない事をやられてしまうと、会社としても大損害になる。その結果、バイトを辞めさせるだけでなく、損害賠償請求までする羽目になる。この場合、どんどん賠償請求して、馬鹿撲滅の為の見せしめになって貰った方が、未来の被害が減るのではないかとも思うが。

 客のパターンもあるね。客で来て、馬鹿な事をしてそれを写真に撮ってネットでばらまいて炎上する馬鹿。客だから何をしても良いと思っているかも知れないが大間違いだ。

 ただ、同時に、炎上が広がっていく中で、更にそうした馬鹿晒し写真ネタが次々と出てくる事、これは何故か? 過去の写真を発掘してくる場合もあるのだろうが、馬鹿特有の2つの考え方があるのではないかと思っている。

 1つは、「オレは大丈夫」という根拠の無い自信がある場合。無知とも言う。たまたま運が悪い奴がやられただけで自分は大丈夫。そんな発想をしているので、平気で掲載しているんじゃないかと。そして騒ぎになって慌てて自分にもその日が来た事を知り、削除したりするが……魚拓に取られているし、それはネットの特性上凄い勢いで広がっていくので、もう逃げられない。家族も巻き込んでの、損害賠償対応に追われる日々が始まる訳だ。

 もう1つは、分かっていて敢えてやるという場合。チキンレースじゃないけれど、敢えてそういう馬鹿な事をやってみせられるオレは凄いといったような、馬鹿な見栄張りとでも言うべきかね。お前らは怖がって出来ないだろうけれどオレはできるぜ〜といった感じか(笑)。まあ、その結果として、家族も巻き込んでの、損害賠償対応に追われる日々が始まる事には変わりが無い。まあ、どちらの考え方にせよ、行き着く先は悲しい未来だ。

 悪い事をする奴らは昔からいるが、それは見えない所で起きていた。見えても脅せば隠しておける程度の狭い範囲で済んでいた。だが、ネットに掲載した瞬間、「世界中の何処で誰が見ているか分からない」という事を分かっていない。想像力の欠如というべきか。2つめの考え方は「分かっていて」と書いたが、それは騒ぎになる可能性があるという事は分かっていても、その可能性がどの程度高いのかという事を理解していない点では同じだね。

 馬鹿が馬鹿を晒すのは勝手だし、そんな馬鹿な子供がやらかした罪を親も被らなくてはならないのは悲惨だと思うが、自業自得というべきか。でも、意外と我が子がそこまで馬鹿だとは思ってないと思うんだよな。そもそも親も、ネットの怖さを分かっていないだろうし。知ったら確実に叱り飛ばすような事をネットに掲載したせいで、まさかこんな大事になるとは、といったところか。

 子供が犯罪者となれば会社にも居辛いだろうし、今住んでいる所にも居辛いだろう。大きく家族にも影響与えてしまうという事を、馬鹿な連中は分かっていない。親も分かっていない。「自分対迷惑をかけた企業」といった狭い範囲では済まなくなるのだから。親もそうした事を意識して、子供達に躾を早い内からしていかなくてはならないのかもしれないね。

 そうやって対応していこうと親があたふたすればまだ良いが、気づかないままの親も多くなるだろう。PCではなくてスマホ等でいつでも何処でもネットに繋がる時代になってしまうと、そんな監視も出来ないから。見に行ってはいけないサイトをブロックするとか、そういうレベルではない。普通のサービスを使って、だからこそ多くの人がいる所で馬鹿を晒す事が、とんでもない騒ぎになったりするという事だから。

 だからこそ親もかなり意識して子供に当たり前の常識を身につけさせる努力をしていかなくてはならないだろう。ネットがどうこうではなく、そういう事をしてはいけないのだという、「当たり前」の事を子供にしっかり理解させ、そもそも「馬鹿」な事をしないようにするしか無いと思う。これはネット以前の問題であり、その重要性が昔より高まっているという事なのだろう。